偉大な父を超えられる!? 世界注目の2世選手6人。こんなにいる!? 将来有望な男たち
GK:フィリップ・スタンコビッチ(セルビア代表) 生年月日:2002年2月25日 所属クラブ:サンプドリア(イタリア2部) 父親:デヤン・スタンコビッチ フィリップ・スタンコビッチは、成長が期待される若きゴールキーパーだ。 元セルビア代表MFデヤン・スタンコビッチを父親に持つフィリップは、父親が活躍したインテル(イタリア)のアカデミー出身。2021年にFCフォレンダム(オランダ)へのレンタル移籍を経験し、同クラブの1部昇格に貢献すると、今季からはサンプドリア(イタリア)へレンタル移籍をしている。 そのサンプドリアではフォレンダム時代に続いて正GKを任されており、ここまでリーグ戦31試合に出場して5度のクリーンシートを達成している。力強いセービングが魅力的なフィリップが、神がかったパフォーマンスを見せたのが第4節クレモネーゼ戦だ。1-1のドローで終わったこの試合で、フィリップは驚異の9セーブを披露(データサイト『Sofa Score』参照)。パス成功率は98%を記録し、チームが勝ち点1を持ち帰るのに大きく貢献したと言えるだろう。 夢は、インテルの守護神になること。昨夏に日本で開催された『Inter Milan JAPAN TOUR 2023』でインテルでのトップチームデビューを果たした際には、「最高の気分だ。これは夢だ。私はインテルとともに、そしてインテルを見て育った。デビューできて良かった」(インテル公式サイト)と喜びを隠さなかった。 ちなみに、インテルU19で主将を務めるDFアレクサンダル・スタンコビッチはフィリップの弟である。スタンコビッチ兄弟はネラッズーロ(インテルの愛称)の未来だ。
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