【九州場所】琴桜が若元春を押し出し1敗守る「集中して残りをやるだけ」
初の賜杯獲得へ視界良好だ。大相撲九州場所11日目(20日、福岡国際センター)、大関琴桜(27=佐渡ヶ嶽)が小結若元春(荒汐)を下して10勝目(1敗)を挙げた。 若元春を力強く押し出した取組後は「集中して取れたと思う。体が動いたんじゃないですか。2桁白星? まだ場所が終わってないので、集中して残りをやるだけです」と表情を引き締めた。 この日、同じく1敗の大関豊昇龍(立浪)が関脇大栄翔を下し、幕内隆の勝が新大関大の里(二所ノ関)を破って首位をキープ。悲願の初優勝を目指す琴桜は、12日目に大栄翔と対戦する。「相変わらず、しっかりやることをやるだけです」と気を引き締めた。
東スポWEB