<尾碕真花>“節目の年”に髪バッサリ「覚悟のショートヘアです」 朝ドラ「虎に翼」出演で見えてきたもの
改めて「高校卒業と同時に始まって、これまでで一番の大きな転機は“そこ”」という戦隊時代も振り返ってもらった。
「今、私のことを好きでいてくれるファンの多くに、『戦隊を見て、アスナが好きで』って方もいらっしゃると思うんです。それくらい私にとっての大きな軸、一生一緒というか、ずっと共にする作品であり、役だと思っています」
◇ずっとお芝居を続けていければいいなと…
今回の「虎に翼」は尾碕さんにとって初の朝ドラとなったが、「自分のお芝居への向き合い方がちょっと固まってきたのかなと感じています」とある種の“変化”も実感する。
「過去にも戦隊をやったり、せりふ量の多い会話劇をやったりして、発見、気づきはあったのですが、今回の『虎に翼』に関しては、皆さんにお見せできる部分とはまた別に、この先も経験を積み上げていく中で、向き合い方が見えた、固まってきたという印象があります。今まではとにかく練習して、8割くらいまで仕上げていかないと自分自身が不安だったのですが、今は自分の中である程度、道筋さえ見えていれば、あとは現場で言葉を発さないと自分の感情がどう動くか分からないよなって。割り切って考えられるようになりました」
今後に目を向けると、「大きなところでは、ずっとお芝居を続けていければいいなと思いますし、『この役をお願いします』というオファーが途切れないことが役者としてベスト」とも語る尾碕さん。
「そういう形を目指していきたいですし、『尾碕真花さんじゃないと』と言ってもらえるように、とにかく今は、いただける役を全力で成し遂げることを最優先に頑張っていけたらと思います」