民主党政権下では株価が7000円台だった?日経平均株価が8000円を切ったのは自民党政権【ファクトチェック】
民主党政権時は8000円を切っていない
その後は上昇に転じ、3月23日の終値が8000円台に。6月12日に1万円台まで回復した。 2009年9月16日、政権交代によって民主党政権が始まった日の終値は1万270円77銭だ。一方で、野田内閣が退陣し第二次安倍内閣が成立した2012年12月26日の終値は1万230円36銭だった。 民主党政権時に最も安値を付けたのは2011年11月25日の8135円79銭(取引時間中)だ(日経新聞)。民主党政権下で日経平均株価が8000円を切ったことはない。 日経平均株価の月次の終値をチャートにすると、このようになる(画像)。
判定
民主党政権下で株価が7000円だったとの主張は誤り。2008年10月や2009年2月から3月にかけて日経平均株価が8000円を切ったが、このときの政権与党は自民党だ。民主党政権下で日経平均株価が8000円を切ったことはない。 検証:リサーチチーム 編集:宮本聖二、古田大輔、藤森かもめ、野上英文 判定基準などはJFCファクトチェック指針をご参照ください。