「東海道新幹線が災害で寸断されれば日本経済はおだぶつだ」…北陸新幹線・敦賀以西延伸、与党整備委員長が「年内にルート決定約束したい」
北陸新幹線の敦賀以西延伸で、早期実現を求めるシンポジウムが16日、福井県小浜市内で開かれた。与党整備委員会の西田昌司委員長(参院議員)が登壇し、来年度着工に向けて、「年内に(3案ある小浜から京都駅への)ルートを決定することを約束したい」と述べた。
シンポジウムは、石川県の一部などで東海道新幹線に接続する「米原ルート」への変更を求める声が相次いでいることを踏まえ、若狭青年会議所と小浜商工会議所青年部が開催した。杉本知事や嶺南各市町の首長ら約300人が出席した。
西田委員長は「東海道新幹線が災害で何年も寸断されることになったら日本経済はおだぶつだ」と、北陸新幹線の代替ルートとしての重要性を強調し、「地元負担やJR負担ではなく国の予算でやらなければならない」と主張した。