今後の日常生活を一変させる、もうひとつの「IoE」とは?
『会社四季報』新春号に登場する「IoEサービス」とは?全上場会社中、1社しか出てこないが、未来を予感させるキーワードだ
今回のコラムも『会社四季報』新春号(2022年1集)から、「少数キーワード」である「IoE」についてお伝えしたい。 少数ワードとは、全上場会社の四季報コメント内にわずか1~2件ぐらいしかヒットしない、登場回数が極めて少ないキーワードのことである。だが今後の世の中の流れ次第では大きなテーマになる可能性を秘めている極めて重要な言葉である。今回、「IoE」は1件だけだった。 新春号で登場した「IoE」とは? さて、早速「IoE」とは何かを“ググッて”調べてみると「IoE(Internet of Everything)」がいちばんにヒットしてくる。「IoE」はInternet of Everythingの略で、その意味は、すべてのモノがつながる「IoT(Internet of Things)」の概念をさらに超えた、「モノ」だけではなくヒトやサービスなど「あらゆるものすべて」がネットにつながることとされている。 その中には、サーバーや基幹系システムなどネット通信が可能なデジタル機器すべてがつながる「IoD(Internet of Digital=デジタルのインターネット)」が含まれることはもちろんだ。
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渡部 清二