大阪・松井市長も「夏休み短縮」検討へ
大阪・松井市長 スーパー3密対策「誕生月で入場分けるなど頻度を減らしていただきたい」
大阪市の松井一郎市長は23日午後、大阪市役所で定例記者会見を開いた。報道陣から大阪市立の小・中学校で休校が続き、大阪府の吉村洋文知事が会見で府立学校の夏休みの短縮検討を表明したことについて「これだけ休校の期間が長引いている中ですから、従来の毎年の学校のスケジュールそのままというのは無理だと思います。そういう検討に入ると思います」と述べた。 【中継録画】大阪市・松井市長が定例会見(2020年4月23日)
休校した分、どこかで埋めていくのは当然必要
松井市長は「義務教育は一年でやらなければならないことが文科省の指導要綱の中に決められているわけですから。それをこなすための時間的なものはきちっと確保しなければならない。2月の終わりからずっと休校してるわけですから、結局それだけ休校した部分をどこかで埋めていくのは当然どこかで必要になると思います」という考えを示した。
「夏休み全部だと酷暑の中すべて勉強もどうかなと」
ただ「土曜日も使えるということもあると思うし、夏休み全部だと酷暑の中すべて勉強の時間もどうかなと思うので、その辺は教育委員会で工夫してもらいたいと思います」と続けた。