森保J、インドネシア戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 快勝の裏で…課題を露呈したのは?
インドネシア戦の出場メンバー16選手を5段階査定
森保一監督が率いる日本代表(FIFAランキング15位)は11月15日、敵地で行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5戦でインドネシア(同130位)と対戦し、4-0で勝利を収めた。これで4勝1分の勝ち点13で首位独走。6万人超のアウェーでオウンゴールから始まり、MF南野拓実、MF守田英正がゴール。最後は最終予選で初めて出番を掴んだDF菅原由勢がニアサイドをぶち抜く豪快弾でトドメを刺した。 【実際の映像】日本サポーターが試合後にスタジアムのでゴミ拾いをするシーン ここでは各選手たちのパフォーマンスを振り返るべく、出場16選手を5段階評価(最高が5つ星★★★★★)で査定する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞) ◇ ◇ ◇ <GK> ■鈴木彩艶(パルマ)=★★★★☆ 序盤に大ピンチを阻止。勇敢な飛び出しで1対1を止めた。結果的にこのセーブがなければ流れを完全に渡すことになっていただろう。全体的に落ち着いたセービング、ビルドアップで頼もしかった。 <DF> ■板倉 滉(ボルシアMG)=★★☆☆☆ コンディションの悪さからか、後手に回る場面も。最初のピンチ、1対1を作られた場面では痛恨のミス。ポジションチェンジでやりづらさがあったか。 ■町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)=★★★☆☆ 特に攻撃のスイッチを入れるパスが光っていた、左右に前、周囲の仲間をよく見て的確に組み立て。守備でも身体を張って貢献していた。 ■橋岡大樹(ルートン・タウン)=★★☆☆☆ 5か月ぶりでなんとか食らいつこうと健闘。最終ラインの危うさを立て直す安定感を今後に期待したい。 <MF> ■守田英正(スポルティング)=★★★★☆ 鎌田とうまくポジションを入れ替わりながら前へ前への意識を高く持っていた。遠藤にうしろを任せて森保ジャパン最大の強みでもある“アンバランス”さを披露。中盤3人の関係性は試合を通して良くなっていた。 ■遠藤 航(リバプール)=★★★☆☆ 守田と縦関係を築きながら、最終ラインを助けてどっしりと構えていた。2試合ぶりの復帰で試合をコントロールする力の大きさを知らしめた。