韓国、景気支援へ金融政策正常化を IMFが指摘
[ソウル 20日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は20日、韓国は経済活動を支えるため金融政策の正常化を継続すべきとの見方を示した。 同国経済の年次報告で「インフレ率は韓国銀行(中央銀行)が目標とする2%前後にあるが、不透明感の高さを踏まえると、段階的な金融政策正常化が適切と思われる」とした。 今年の成長率見通しは内需回復の弱さなどを理由に2.5%から2.2%に下方修正し、来年の見通しも2.2%から2.0%に引き下げた。 韓国中銀は10月、政策金利を0.25%ポイント引き下げ、3.25%とした。9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は中銀の目標を下回った。