60代、クローゼットの服は「45枚」に減らした。リバウンドしない服の買い方5つ
●(3)どこに着ていくかを考えずに買ってしまう
若い頃は、着ていく場所があちこちにあったけれど、今はそれが減ってきました。それでも私は、いまだに、服だけ見て気持ちがあがり、買ってしまいそうになることがあります。夢がないようにも思いますが、新たに服を買うなら、「どこに着ていく服?」と自分に聞いてからにしています。
●(4)自分の体型に合うかどうかを考えずに買ってしまう
以前は、「これが好み」という理由が最優先で買っていましたが、骨格診断(3タイプ)を受けてからは、自分の体型に合うかどうかを見るようになりました。もちろん、好きな服を堂々と着ていたいという思いもありますが、自分の骨格にあうデザインの服を着ているほうが、お得だと思うようになったのです。 骨格に合う服なら体型カバーがかない、スタイルもよく見えると分かったので、今は、自分の好みも入れつつ、まずは体型に合う服かどうかを考えられるようになりました。
●(5)体にフィットし、着脱しやすいかチェックせずに買ってしまう
袖ぐりが窮屈で失敗した、ということが、50代の半ばあたりから増えてきました。肩から腕、腕から脇にかけての肉のつき方が変わり、タプタプするようになってしまったからです。袖ぐりが狭いと腕を動かしにくいだけでなく、身体が硬くなったせいか着脱もしにくくなったので、袖ぐりの余裕は必ずチェックするようになりました。
買い物は、心が安定しているときにこそしたい
服を買うときに、もうひとつ気をつけているのは、なにかで気が大きくなっているときや、逆に大きなストレスをかかえているときは避けるということです。なぜなら、私の衝動買いは、単に服がすてきだから欲しくなるというだけでなく、心になにかしらすき間があるときにやってしまいがちだったと気づいたからです。 みなさんも、もし目的があって服を買いに行くなら、抱えている問題が落ち着いてからにするほうが、失敗しないかもしれません。 おしゃれが楽しくなる季節がようやくやってきました。満足のいくクローゼットからお気に入りの1枚をサッと取り出し、気分よく出かけませんか。
原田さよ