安倍派に幹部辞任論 若手「けじめ」要求
自民党安倍派(清和政策研究会)の若手有志は18日、党本部で集まり、19日に予定する同派議員総会を前に意見交換した。出席者によると、政治資金パーティー裏金事件のけじめとして、塩谷立座長や高木毅事務総長ら派閥幹部の辞任が必要だとの意見や、安倍派解消を求める声が上がった。 会合には、オンライン参加も含め20人以上が出席。田畑裕明衆院議員(富山1区)は会合後、記者団に「けじめをつけるには、どのような総会の在り方がいいかを話し合った。うやむやになるのは、あり得ない」と強調した。 総会が開かれれば、昨年12月に派閥事務所が東京地検特捜部の家宅捜索を受けて以来初めて。