駅直結の「エキスムさいたま新都心」が開業へ

京浜東北線のE233系（画像：写真AC）。

　ジェイアール東日本都市開発は2024年11月19日、さいたま新都心駅東口で建設中の複合施設の概要を明らかにしました。建物は商業施設が併設された複合賃貸住宅で、名称を「エキスムさいたま新都心」に決定したとしています。 【画像】デカくなる！これが「さいたま新都心」新駅ビルの完成イメージです 「エキスム」は、駅や駅ビルに隣接した「駅徒歩1分以内」の立地にある複合賃貸住宅ブランドです。第1弾の物件は、2024年春にJR中央線の国立駅南口に開業しています。「エキスムさいたま新都心」は、その2弾目です。 　元々この場所には、3階建て延べ約1798平方メートルの小さな駅ビル「さいたま新都心駅東口ビル」がありました。喫茶店や居酒屋、サイゼリヤ、ラーメン店などが入っていましたが、2022年9月に全ての店舗が閉店し、解体されています。 　それに代わる新たな駅ビル「エキスムさいたま新都心」は、10階建て延べ約5697平方メートルと大型化します。1階から4階にカフェやスーパーなどの商業施設、5階に埼玉県のインキュベーション創出拠点「渋沢MIX」、6～10階に賃貸住宅が入ります。建物の3階がペデストリアンデッキに直結することになります。ビルは2025年夏に開業する予定です。 　 　さいたま新都心駅周辺の飲食店舗は、さいたまスーパーアリーナでのイベント開催時に混雑しがちですが、新駅ビルには飲食・物販店舗も入ることから、来街者や周辺住民にとっても便利になりそうです。 　 　なお、さいたま新都心駅周辺では、2031年度を目処に市役所機能が浦和区内から東口のバスターミナル街区へ移転してくる予定です。