一生物の作品には、心を動かす言葉がある 名言から選ぶ20歳のマンガ大賞2024 「人生の格言にしたい名言」

日常のふとした時に、人生の大事な瞬間に、この言葉を思い出す。

意味を知ると心に刻まれる！ 『マチネとソワレ』

大須賀めぐみ／著　1～15巻　小学館

「メメント・モリ」 ＂自分が死んだ世界＂で天才役者の兄と対峙する主人公・誠。演劇の世界で魂がぶつかり合う。「＂死を思え・自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな＂という意味があるのですが、私も毎日を一生懸命全力で生きていこうという気持ちになれる言葉です！」（菅田さん）

この世は知らないでいいことだらけ 『チェンソーマン』

©藤本タツキ／集英社

「この世でハッピーに生きるコツは無知で馬鹿のまま生きる事」

藤本タツキ／著　1～18巻　集英社

「デビルハンター・クァンシのセリフ。SNSが当たり前の時代だからこそ、胸にくる言葉です。まさにそのとおり！ 名言すぎます！ でもそうはなれないのも事実なので、いつも胸に」（八木さん）

選択に迷った時の道しるべ 『進撃の巨人』

諫山創／著　全34巻　講談社

「だから…まぁせいぜい…悔いが残らない方を自分で選べ」 人類vs.謎の巨人。死と隣り合わせのダークファンタジー。「生きていく上で何度も自分で選択をしないといけない時がくると思いますが、そんな時はこのセリフを思い出します。学生時代はこのシーンのクリアファイルを使っていました」（前田さん）

＂今＂の自分を支える最強マインド 『ご近所物語』

©矢沢漫画制作所／集英社

「手に入れたいのはハッピーエンドじゃない 鍛え抜かれたハッピーマインドだ」

矢沢あい／著　全7巻　集英社

服飾科に通う高校生・実果子のハッピーでラブい青春グラフィティ♡ 「実果子が言ったとっても前向きになれるセリフ！ いろんな場面での自分のマインドって大事だなと思って選びました。新しい環境で頑張る時に思い出したい言葉です！」（琳加）

苦しい時に忘れたくない 『ミステリと言う勿れ』

田村由美／著　1～14巻　小学館

「苦しいことを薄めるためにより悪いことを望むのはまずいです」 大学生の久能 整が思いがけずに事件を解決。「鬱になっていた時に、より沈みたいと考えていたことを思い出しました。人によって＂より悪いこと＂が違うからこそ抽象的な表現にしているのも想像が膨らみ心に刺さります」（こっちのけんとさん）

毎日は＂普通のこと＂の積み重ね 『ハイキュー!!』

Ⓒ古舘春一／集英社

「ちゃんとやんねん」

古舘春一／著　全45巻　集英社

高校バレーに注がれる青春！ 「自分のやるべきことを日々、丁寧にちゃんとやる。普通のことのようですがそれが案外難しくて、大切なことだったりします。まじめで努力家な北さんだからこその名言」（姫奈）