「企業誘致し周辺に施設を取り入れては」2030年開業目指す「アリーナ」中心のまちづくりについて協議=静岡市
静岡放送
静岡市が整備を目指すアリーナを中心とした東静岡地区の新しいまちづくりについて、関係機関などから意見を募る協議会が開かれ、委員からは複合施設の誘致や災害時の活用方法について意見が出されました。 【写真を見る】「企業誘致し周辺に施設を取り入れては」2030年開業目指す「アリーナ」中心のまちづくりについて協議=静岡市 静岡市役所で開かれた「東静岡地区まちづくり協議会」は、2024年7月に発足し、今回が2回目です。11月22日の会議では、静岡市がJR東静岡駅北口に誘致を目指す多目的アリーナについて、市がまとめた基本計画案が説明されました。 <東豊田学区自治会連合会 田宮一彦会長> 「グランシップを作るときに企業誘致で『マークイズ』が誘致された。今回もどこか企業が誘致して、周辺にそういう施設を取り入れるということは考えていないのか」 <静岡市都市計画課担当者> 「余剰地には、ホテルとかオフィスのような複合施設を誘致していきたいという考えはある」 委員からは、「『マークイズ』やグランシップに人を流す仕掛けを考えるべき」、「災害時、指定避難所として活用できれば望ましい」などの意見が聞かれました。 アリーナ構想について、静岡市は11月29日までパブリックコメントを実施していて、2024年度中に基本計画を決定し、2030年春のオープンを目指しています。
静岡放送