車検切れ目前だった青帽サンバー ユーザー車検で特に注意すべきポイントとは? トランポもリフレッシュしよう!! Vol.18
ブレーキに関しては、すでにパッドが減っていることに気が付いていたので、手持ちの新品パッド2種類を持ち込みました。ところが!? 減っていた現状パッドを外したら、ぼくが持ち込んだ2タイプと形状がまるで違っていました。 早速、インターネットのパーツリストで調べると、どうやらサンバーには4種類のブレーキパッドがあるらしいです。バンとトラックの12インチタイヤに対して、ワゴンの13インチタイヤ車は、ローター径が大きな分、キャリパーが異なり、ブレーキパッドも異なっているようです。さらにサンバーには、ブレーキキャリパーデザインが異なる前期モデルと後期モデルがあります。それで4種類のブレーキパッドがあるようです。
持ち込んだブレーキパッドが使えないので、ガレージ近所にある知り合いの部品商さんへ問い合わせて下さいました。すると在庫がありましたので早速購入。さすがに百戦錬磨のプロメカニックは、部品の調達も短時間で行います。 リヤブレーキに関しては、ドラムブレーキなので、ドラムを外し、ブレーキシューとドラム摺動面の摩耗を点検しなくてはいけません。そこで、ブレーキドラムを外すと、いずれもアウト目前=摩耗限度目前だとわかりました。 リヤのドラムブレーキには、サイドブレーキ機能もあるため、シュー交換にはノウハウがあります。また、車検の時点で走行30万キロを楽々オーバーしていたので、ドラム摺動面の減りも相当なものでした。
「ドラムブレーキは、クリーニングと調整だけで済ませて、継続車検の取得後に、リヤのブレーキシューは交換、ブレーキドラムは、内面研磨後に組み立てましょう」といった判断に至りました。そして、継続車検の予約を行い(陸事持ち込みのユーザー車検です)、バイク仲間の地元である軽自動車協会へ青帽サンバーを持ち込み、継続車検をパスさせることになりました。 当然ながら、車検は楽々パスすることができましたので、近日中にリヤブレーキドラム周辺のメンテナンスを実践しようと思います。
たぐちかつみ