【朝日杯FS】ニタモノドウシ 父譲りの決め手で頂点奪取へ 光るクローバー賞レコードV
「朝日杯FS・G1」(15日、京都) 暮れの2歳G1第2弾は朝日杯FS。21年ドウデュース、22年ドルチェモア、23年ジャンタルマンタルと目下3年連続で2戦2勝の馬が当レースを制している。今年の出走馬で該当するのは4頭だ。 関東期待のニタモノドウシは、6月の福島新馬戦を快勝後、8月に札幌のクローバー賞をレコード勝ち。距離延長を難なく克服して、無傷の2連勝を飾った。高木師は「千二は忙しいと思っていたので千五へ。一回使って体も変わってきていましたし、ゲートもスパッと出てくれて、流れに乗った競馬ができた」と内容を評価する。 その後は成長を促す意味で放牧へ出され、朝日杯FSに絞って調整。「すぐに仕上がってしまうので、その点を注意しながら。ここまでは順調に来ています」。父ディーマジェスティ譲りの決め手を発揮して、頂点を目指す。