ボクシング東京五輪代表”内紛火種”が新型コロナ余波のオンライン講座で解消?!
またシン・コーチは、1年延期になったことで世界最終予選での五輪切符奪取の可能性が残っている女子ライト級の代表候補、濱本紗也(20、日大)の「対人練習不足が不安だが、いつごろから合同での練習ができる予定ですか」の質問に答えて、今後のボクシング五輪代表チームの再始動計画も明らかにした。 「先が見えない状況だが、個人的には7月頃に活動できればいいと考えている。7月頃に終息すればJOC(日本オリンピック委員会)、AIBA(国際ボクシング協会)、JABF(日本ボクシング連盟)と話し合い、ウズベキスタンで合同練習をしたい」 7月にウズベキスタンでの再始動プランを明かしたのだ。 感染リスクの高い海外への移動は7月の段階では、まだ難しいだろうが、日本連盟の菊池浩吉副会長は、「強化委員会で計画案などを話し合い、選手に情報を共有できるように提案します」と7月再始動へ向けてのサポートを約束した。 1年延期された時間をどうプラスに変えるのか。日本連盟の内田貞信会長は「男女の出場選手全階級でのメダル獲得」を目標に掲げている。 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)