佐藤流司、平安衣装に身を包み「この動きづらさも風流な気がする」
俳優の佐藤流司(29)、高橋克典(59)らが4日、東京・中央区の明治座で舞台「応天の門」の初日公演を前に、公開稽古を行った。 【画像】佐藤流司、平安衣装に身を包み「この動きづらさも風流な気がする」 同作は、人気歴史漫画が原作。門によって守られ、門によって隔絶された平安京を舞台に、学問の天才と称される菅原道真(佐藤)と、都で随一の色男である在原業平(高橋)がタッグを組み、都で起こる怪奇事件を次々と解決していくクライムサスペンス。 高橋は「某NHKでも平安は大人気になっていますから。いつもとはムードの違う、どこか色っぽいのかな。それで中身は事件ものもありますし、いろんな意味で楽しんでいただけると思います。少し若いお客様にも見てもらえる作品になっていると思う」とPR。 佐藤が「明治座さんはいろいろ機構があって、花道や側溝があるとか、そういう所も見どころなのかなって思っています」と言うと、高橋は「僕らの目が回るっていうね」と演者側の苦労を明かした。 平安といえば衣装も豪華で、佐藤は「機能性じゃないので、この時代は」と言い、「高貴で妖艶であることが大事な時代かなって思う。この動きづらさも風流な気がすると言いますか、こういったことが現代の劇とは違う楽しさなのかなと思ったりする」と話した。 同所で22日まで。
テレビ朝日