メッツ、今オフ大型補強へ積極姿勢 球団オーナーがソト、代理人ボラス氏と直接交渉へ
◆ メッツ球団オーナーがソト本人と交渉へ ニューヨーク・メッツの球団オーナーを務めるスティーブ・コーエン氏がニューヨーク・ヤンキースからFAとなっているフアン・ソト外野手(26)と直接交渉を行う予定であると現地時間7日、『ニューヨーク・ポスト』紙が報じた。 ドミニカ共和国出身のソトは昨季終了後にパドレスからヤンキースへトレード移籍。今季157試合に出場して打率.288、41本塁打、109打点、OPS.988と活躍を見せ、球団15年ぶりのアメリカン・リーグ制覇に貢献。今オフFA市場最大の大物としてドジャースやブルージェイズなど複数球団の注目を集めている。 ソトの代理人を務めるスコット・ボラス氏は、メッツからFAとなったピート・アロンソ、元サイ・ヤング賞投手のブレーク・スネルやコービン・バーンズら今オフFAを迎えている複数の大物選手の代理人も兼任。メッツは今回の面会を通じて、ソト以外のFA選手についても交渉する可能性があると見られている。 今季のメッツはワイルドカード3番手に滑り込んで2年ぶりのポストシーズン進出を果たすも、ドジャースに及ばず優勝決定シリーズで敗退。今オフはチーム最多34本塁打の主砲アロンソに加え、シーズン2桁勝利をマークしたホセ・キンタナ、ルイス・セベリーノ、ショーン・マナイアの先発3本柱が揃ってFAとなっており、主力打者と先発投手を中心とした大型補強に意欲を見せている。
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