『光る君へ』自ら語った<うさぎ狩りの極意>で妍子から狩られた敦明親王。対してすけ子の「そこまでぇ!」に視聴者「やりたい放題の若妻に頭を…」「生き残るための立ち振る舞い」「親父の説教を何一つ聞いてない妍子」
◆深く頭を下げて詫びるすけ子 対して、つまらなそうな表情をする妍子と、居住まいを正す敦明親王。 すけ子は二人の前まで来ると「申し訳ございませぬ。我が息子が無礼を働きましておゆるしくださいませ」と頭を下げます。 敦明親王は自分は何もしてないと弁明しますが、「御父上の、帝の女御様になんということを!」と厳しい口調で続けるすけ子。 興が冷めた様子の妍子は「もういいです」と二人に言い捨て、また御簾の中に戻ります。 すけ子は「どうかこのことは帝には仰せにはなりませぬよう伏してお願い申し上げます」と伝えると、さらに妍子に対して深く頭を下げるのでした。
◆<まひろとの約束>を盾にする道長だが… こうしたやりとりにネットでは「『ウサギは…お前だ!』と、自ら語った<うさぎ狩りの極意>で妍子にしとめられそうになる敦明親王(笑)」「そこまでぇ!の切れ味すごい。オリンピック柔道の主審をやっていただきたい」「以前も道長と対決姿勢を取ろうとした夫を諌めていた。敦康を排除した道長を目の当たりにした後、それでも自分達の生存可能性を高めるための必死なたち振る舞い」「誰より長く三条帝と添ってきたのに、やりたい放題の若妻に頭を下げるすけ子様、おいたわしい…」「敦明としてはたまったもんじゃないけど、すけ子も左大臣の娘から息子が目をつけられて焦ったはず。下手したら母子ともどもお先真っ暗!」「妍子様、前回の親父の説教を何一つ聞いてない感じが新鮮でいい」といった声が見られていました。 大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。 彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。 脚本は大石静さんが担当しています。
「婦人公論.jp」編集部
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