パリ五輪での戦い 【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。 200を越える国と地域から選手がフランス・パリに集まっている。 アスリートがオリンピックを目指すのと同様にスポーツフォトグラファーにとっても 最高の舞台のひとつ。オリンピックとはそんな現場だ。 トップアスリートの動きはまさに凄まじい。 スポーツフォトグラファーはその動きを捉えるべく、 自らの手足となるまで使い込んだ最高の機材で挑む。 万国から訪れるフォトグラファーが使うのは日本のカメラメーカーばかり。 ニコン、キヤノン、ソニー以外のカメラを探すのは至難の業となる。 日本人によって生み出された機材を手に、4年に一度の祭典に挑みたい。 ■カメラマンプロフィール 撮影:松尾憲二郎 1985年 東京生まれ 都立工芸高校デザイン科卒業 バックカントリースキーの撮影にあけくれ雪山を登ってきた。 2014年より「アフロスポーツ」に所属。現在は様々なスポーツを撮影している。 日本スポーツプレス協会 (AJPS) 会員 国際スポーツプレス協会 (AIPS) 会員 【取材歴】 2015 冬季ユニバーシアード (スペイン/グラナダ)、EAFF 東アジアカップ (中国/武漢) 世界柔道 (カザフスタン/アスタナ) 2016 スキー遠征 (モンゴル/アルタイ山脈)、リオデジャネイロ・パラリンピック 2017 冬季ユニバーシアード (カザフスタン/アルマティ)、冬季アジア大会 (札幌) 夏季ユニバーシアード (台湾/台北)、フィギュアGPシリーズ (ロシア/モスクワ) 2018 平昌オリンピック(韓国)、夏季アジア大会 (インドネシア/ジャカルタ) 世界体操 (カタール/ドーハ) 2019 バスケットボールワールドカップ(中国)、世界陸上 (カタール/ドーハ) ラグビーワールドカップ(日本) 2020 フィギュア四大陸選手権 (韓国/ソウル)、東京オリンピック聖火 採火式(ギリシャ/オリンピア) 2021 東京オリンピック聖火リレー、東京オリンピック、東京パラリンピック 2022 北京オリンピック(中国)、世界柔道(ウズベキスタン/タシケント) 2023 ベルリンマラソン(ドイツ)、ラグビーワールドカップ(フランス) 世界体操(ベルギー/アントワープ) 【個展】 2011 冷やしボブ(ボブ東京) 2014 YMK_展(EATME GALLERY 南青山)、YMK_展(UP LAND 札幌) 2016 SKIING MONGOLIA(代官山ヒルサイドテラス)、season(NIKON 新宿フォト・プロムナード) 2022 エディトリアルライン (ニコン 新宿) 2023 SPEED1022 (北村写真機店 新宿) 【グループ展】 2018 AJPS報道展 「鼓動」 2022 AJPS報道展 「リスタート」
アフロスポーツ
1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。 各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。