沖縄県の石垣島で赤く色づいたコーヒーの実が収穫期…「たくさんの方に幸せや喜びを感じてほしい」
沖縄県の石垣島で、赤く色づいたコーヒーの実が収穫期を迎えている。 【写真】広がるコーヒー豆の国内栽培、鮮度が売りで最高品は1キロ10万円…福岡県柳川市などで生産
石垣島は栽培に適した北緯25度以南の「コーヒーベルト」にある。「石垣島あらまんだ農園」では、3年前から約1.2ヘクタールで約4500本のアラビカ種を育てており、改良を重ねながら希少な国産コーヒー豆の生産に取り組んでいる。
色や形から「コーヒーチェリー」とも呼ばれる実を丁寧に手摘みし、果肉を取り除いた豆は乾燥や焙煎などの工程を経て出荷される。
収穫作業は来年2月頃まで続き、農園を営む加藤達也さん(63)は「新鮮で味がよいコーヒーを届けてたくさんの方に幸せや喜びを感じてほしい」と話していた。