30日にかけ日本海側で大雨や大雪のおそれ…北陸で大雨警報の可能性も 12月2週目から本格的な寒さ到来か
◆週末は日本海側で大雨注意 11月29日頃は低気圧と前線が北日本を通過する見込みで、週末は冬型の気圧配置になる。 【画像】12月1日15時までの72時間予想積算降雪量はこちら 上空には寒気も流れ込み、荒れた天気が続く見込みだ。 上空の寒気と日本海からの水蒸気によって、積乱雲が発達して、日本海側では落雷や突風、急な強い雨が降るおそれがあり、北陸では大雨警報が出る可能性も高くなっている。 28日午後6時から29日午後6時までの24時間に予想される降水量は、東北日本海側と北陸地方の多い所で80ミリ、その後、29日午後6時から30日午後6時までの24時間に予想される降水量は北陸地方の多い所で100ミリ、東北日本海側の多い所で80ミリだ。 日本気象協会の72時間予想積算雨量では、12月1日(日)午後3時までに、150ミリ以上の雨を予想しているエリアがあるので、雨の降り方によっては土砂災害に注意していただきたい。 ◆気温低いところでは大雪のおそれも また、この大雨が気温の低い所では大雪になるので、こちらも注意が必要だ。 日本気象協会の72時間予想積算降雪量では、北海道は平地でも80センチ以上が予想される。 さらに、北陸や東北地方の山沿いでも80センチ以上の降雪量となる見込みだ。 赤色や紫色などで表示されるエリアや、その周辺では大雪に注意していただきたい。 ◆冬将軍襲来?最新1か月予報 そして、28日に発表された1か月予報では、12月の2週目から本格的な寒さがやって来そうだ。 1週目は全国的に気温が高めの予想ですが、2週目は逆転して、東日本、西日本、沖縄・奄美で気温が平年並みか低い予想だ。 冬に向けた準備を早めに進める必要がある。 三井良浩(フジテレビ気象センター)
三井良浩