米司法長官候補辞退のゲーツ氏、フロリダ州知事選に出馬検討
Jasper Ward [7日 ロイター] - トランプ次期米大統領から次期司法長官に一時指名されたマット・ゲーツ元下院議員が、2026年に地元フロリダ州で行われる知事選への立候補を検討し始めていると明らかにした。 地元紙タンパ・ベイ・タイムズに「州に対して説得力のあるビジョンを持っている」と述べた上で、保険問題の解決に意欲を示し、「立候補すれば、共和党側で最も消費者寄りの候補者になるだろう」と主張した。 同氏は下院で3期務めたが、トランプ氏から次期司法長官に指名されたことを受けて昨年11月に議員を辞職。しかし、違法薬物使用と未成年女子との性行為の疑いで下院倫理委員会の調査を受けていることから反発が強まり、指名を辞退した。 フロリダ州知事の任期は連続2期までと制限されており、既に2期目を務めている現職デサンティス氏の退任に伴い、26年に新知事を選出する必要がある。