高校生の技能が一堂に「美ら産フェア」が開幕 特産品販売やロボット体験も 県総合運動公園体育館・沖縄
農林、商業、工業、水産などの専門高校や特別支援学校の生徒が日頃の学習の成果を披露する、第28回県産業教育フェア「高校生美ら産フェア」が15日、沖縄市の県総合運動公園体育館で開幕した。16日まで。5年ぶりのリアル開催で、40校が参加し学校紹介や作品を展示するほか、体験コーナーを設けている。 【動画】「やめられない、止まらない」オジイのクンセイいか 知る人ぞ知る季節物にリピーター続出
スローガンは「太陽(てぃーだ)のような美ら島で受け継ごう輝く未来へ確かな技術(わざ)」。学校での生産物の展示販売や、商業高校が地域の特産品などを販売する「商業デパート」、ロボット操作の体験などがある。特設ステージでは、研究の成果発表や手話ソングの披露、珠算・電卓の実演がある。15日は、特別支援学校の生徒によるマッサージ体験もある。 南部農林高2年の生徒(17)は「中部での開催は初めて。多くの県民に楽しんでもらいたいとの思いで準備を進めてきた。商品が作られる工程を1から学べる体験や採蜜体験など楽しめる体験もたくさんあるのでぜひ来てほしい」と来場を呼び掛けた。
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