堂安律が今季5ゴール目で板倉滉との日本人対決を制す! フライブルクがボルシアMGを3発で下して5試合ぶり白星!
ブンデスリーガは30日に第12節が行われ、フライブルクとボルシアMGが対戦した。 勝ち点17で並ぶ7位のフライブルクと6位のボルシアMG。前者は直近4試合で2分け2敗と勝利なし、後者は直近5試合で3勝2分け負けなしと対照的。フライブルクの堂安律は右サイドで先発出場、ボルシアMGの板倉滉は4バックの左センターバックで先発した。また、福田師王がベンチ入りを果たしている。 【動画】堂安律がワンフェイクから強烈な左足! 序盤から板倉が良い持ち出しから積極的に攻撃参加を見せれば、堂安も27分に見事な守備対応でボルシアMGのカウンターを阻止するなど、日本人選手が見せ場を作る。 そんな中、ボルシアMGに決定機。34分、サイドチェンジを受けたアラサヌ・プレアがボックス左手前でのシュートフェイントから縦に仕掛けてボックス内に侵入し、左足を振り抜く。これをGKノア・アトゥボルは見送ると、ボールはわずかにゴール右外へと外れた。 すると、難を逃れたフライブルクが41分に先制に成功する。後方からのロングボールで抜け出し、巧みにコントロールしてボックス内に侵攻したミヒャエル・グレゴリッチュがシュート。最後はGKモリッツ・ニコラスが弾いたボールをルーカス・ヘーラーが押し込んだ。同選手の今季初ゴールでフライブルクは4試合ぶりのゴール、ボルシアMGは3試合ぶりの失点となった。 1-0でリードしたフライブルクは49分、GKN・アトゥボルのロングボールを最前線のグレゴリッチュが逸らす。これに抜け出した堂安がラストパスを送ると、ルーカス・ヘーラーのシュートは相手のブロックに阻まれるも、こぼれ球を拾った堂安がワンフェイク入れてボックス左から右サイドネットに突き刺した。 堂安の今季リーグ戦5ゴール目でリードを2点に広げたフライブルク。しかし、ボルシアMGも反撃。61分、高い位置をとった板倉からパスを受けたティム・クラインディーンストがワンタッチで左サイドへ。これを受けたルーカス・ウルリッヒのクロスをT・クラインディーンストが頭で合わせてゴールネットを揺らした。 しかし、1点差に詰め寄られたフライブルクが失点から1分後にすぐさま引き離す。ボックス手前へのロングボールから細かくつなぎ、最後はルーカス・ヘーラーがボックス内でのGKとの一対一を制した。 これでスコアを3-1としたフライブルクはその後、89分に堂安を下げ、ボルシアMGに反撃を許さずに試合をクローズした。日本人対決は堂安に軍配が上がり、フライブルクは5試合ぶり白星を飾った。一方のボルシアMGは6試合ぶりの黒星を喫している。