夜空に映える千本イチョウ きょう、あすライトアップ 市川・葛飾八幡宮
市川市八幡の葛飾八幡宮で30日と12月1日の両夜、推定樹齢1200年の国指定天然記念物「千本公孫樹(せんぼんいちょう)」のライトアップイベント「煌kirameki2024」が開かれる。 千本公孫樹は高さ約22メートル。多くの幹が寄り添って支えているように見えることから、古来「縁結びの神」とされてきた。 ライトアップは、千本公孫樹をPRしようと2012年から氏子青年会が中心となって始まった。今年は午後6時~8時半。30日は地元小学校の管弦楽部の児童らと八幡囃子保存会の演奏が、1日はジャズや雅楽などがそれぞれ楽しめる。 参道には地元の子どもたちが将来の夢を書いた牛乳パック製の約200の灯籠が並ぶ。 同神社とともに主催する氏子青年会の山中右次会長(53)は「地域の将来を担う子どもたちや新しく移り住んできた人たちも、ぜひ来て楽しんで」と呼びかけている。