「どうして日本人はこんな神業ができるの?」外国人CAが驚いた“日本の光景”
CAの意外なオフタイムの過ごし方「チェーン店が素晴らしい」
東京へのフライト後の休みは3日間。彼女はこの短いオフタイムを最大限に満喫する。モットーは、日本でこそ楽しめる体験をすること。 “腹が減っては戦ができぬ”というわけで、まずは食事。高給取りのビジネスクラス担当CAなら、やっぱりカウンターで食べる老舗寿司屋かグルメレストランと思いきや、実は彼女がこよなく愛するのは、あのチェーン店の「カレーハウスCoCo壱番屋」とコンビニの「セブンイレブン」なのだ。あと「スシロー」もお気に入り。どれも庶民的な店ではないか。 彼女によると「日本でホテルに着いたら、その足でCoCo壱番屋へまっしぐらです。あそこのカレーの味は絶妙・絶品! お腹のすき具合でライス量を増減できるし、辛さやトッピングの選択肢もたくさん! 注文したらすぐに出てくるし、それでいて値段はすごく良心的なのが嬉しいですね」 テレーサさんは、チーズカレー、ポークカレーなど異なるカレーソースに、トッピングもコロッケ、ソーセージ、茄子など一通り試したそうだ。今、一番のお気に入りはジューシーで柔らかいチキンカツを乗せたカツカレー。健康志向の彼女は、これにほうれん草をトッピング。この組み合わせは何度、食べても飽きないおいしさだと絶賛している。 「スシローにもよく行きますよ。お寿司っておいしいのにヘルシーでしょ。私はスシローのカッパ巻きが大好物なんです。 長時間のフライトの後で外食する気力が残っていないときは、なんと言ってもセブンイレブンのお弁当シリーズが貴重な助っ人になります。和洋中と揃ったお弁当はおいしいだけじゃなく、栄養のバランスが良くて満足感100%。本当にありがたいです。 セブンイレブンのすごいところは置いてある品数が豊富で、ほしいものが全て一つの店で揃うこと。アイルランドのコンビニはこんなに品数はありません。私はセブンイレブンに行くとお弁当だけでなく、緑茶、ヨーグルト、果物、おにぎり、ポテチも買い込んで、ホテルでのんびりするのを楽しんでいます」 コンビニがきっかけで、彼女はお米のおいしさに目覚めたそうだ。 「日本からアイルランドへのフライトの中で、時々、セブンイレブンの鮭おにぎりをこっそり食べます。あと家族へのお土産に、おにぎりを買ってくることもありますね」 確かにセブンイレブンにはおいしそうなおにぎりが揃っている。パン食系のアイルランド人がお米のおいしさを発見し、おにぎりのファンというのはちょっと笑える。 「日本のコンビニは商業の神髄が凝縮されてますね。年中無休で、必要な時にほしい物がすぐに手に入る。体力勝負のCAには日本は天国ですよ」