昨秋顔面骨折で全治不明も…「狙っていきましょう」アビスパ福岡・永石拓海がふくやトークショーで開幕スタメン宣言 仰天目標も
J1アビスパ福岡のGK永石拓海(28)が9日、福岡市内でめんたいこ製造販売の「ふくや」が開いたトークショーに参加し、2年連続となる開幕スタメンへの意欲を示した。 ■全治約1年、頼りになるDFも復活の始動【写真特集】 福岡に加入して5年目を迎える永石は、あごの骨折から復帰した昨秋、クラブ新記録となるJ1リーグ4試合連続無失点をマーク。安定したパフォーマンスを披露したが、昨年11月のC大阪戦で顔面7カ所を骨折する大けがを負った。全治は不明とされたが、今年1月6日に始動した全体練習に部分合流している。 「ゲーム形式での接触プレーだけは避けている状態。昨日(8日)病院に行ったら、思った以上に調子が良かった。開幕に間に合うかもしれないと思っているので、ここを目指して調整中です。狙っていきましょう」とサポーターの前で宣言した。 今季の目標を問われると、出場試合数や無失点記録ではなく「神7!」と予想外の回答を披露した。「神7」とはアビスパ福岡が毎年夏に行う、サポーターによる人気投票「アビスパ福岡選抜総選挙」で上位7人に入った選手を指す。好守と熱い闘志、冗舌なトークで人気の永石だが、一度も選ばれたことがない。 昨年1位だったMF紺野和也はプライベートでキャンプや食事に行くなど仲が良く、永石が自身のインスタグラムで何度も取り上げているだけに「おれのブランディングのおかげになった」と心外(?)な様子。3位だったFW佐藤凌我がJ2磐田へ、7位のMF前寛之はJ1町田へ移籍しただけに「何位でもいいから、あのポスターに写りたい」と、「神7」がそろって掲載されるシーズン後半の告知ポスターに入ることを目標(?)に掲げた。 ▼「海外からオファーも」アビスパ福岡・紺野和也がチーム残留を決めた舞台裏▼