JAXA「イプシロンS」爆発、「試験開始から49秒後に異常」…燃焼圧力が予想より若干高く
新型固体燃料ロケット「イプシロンS」の第2段エンジンの地上燃焼試験が行われた26日朝に発生した爆発事故で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の井元隆行・プロジェクトマネージャは同日夕、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で報道陣の取材に応じ、「期待に沿えず、大変申し訳なく思っている。現時点では原因が究明できていない」と話した。
事故の状況については「試験開始から49秒後の時点で燃焼圧力が予想より若干高くなり、爆発した」と説明。今後については「データの詳細な評価を数日から数週間かけて実施する。一つ一つ丁寧に洗い出して原因究明をしていく」と話した