元阪神の林威助氏、台湾プロ・富邦の副GMに就任 ファームマネジャーも兼任
(台北中央社)台湾プロ野球・富邦ガーディアンズは21日、元阪神タイガースの林威助氏を副ゼネラルマネジャー(GM)兼ファームマネジャーとして起用すると発表した。林氏は2軍のチーム運営・計画などに全力で協力し、過去最高の成績を収めたいと意欲を示している。 富邦は、林氏が球団の熱いオファーに応えてくれたとし、22日には早速南部・嘉義県の球団練習場に入り、環境の確認などを行ったと伝えた。林氏は、球団の自身への評価にとても感謝しており、チーム一丸となって頑張っていきたいと球団を通じてコメントした。 林は柳川高校(福岡県)、近畿大学(大阪府)を経て2003年から13年まで阪神に所属。帰国後は14年から17年まで中信ブラザーズでプレーし、15年からの2年間はキャプテンを務めた。現役引退後も中信に残り、18~20年は2軍で、21年からは1軍でそれぞれ監督を歴任。1軍ではチームを台湾シリーズ2連覇に導いた。23年も1軍監督として開幕を迎えたが、5月に退任。同年12月に退団し、今季は台湾体育運動大(中部・台中市)で打撃の客員コーチを務めていた。 (楊啓芳/編集:田中宏樹)