AQUOS R9 proレビュー。ライカ監修だから何気ない一枚もいい雰囲気に、ゲームもバッチリなスペック
2024年12月から販売しているシャープのフラグシップスマートフォンAQUOS R9 proをお借りしたのでレビューをお届けします。 【記事の画像(20枚)を見る】 カメラがデカい! SIMフリーとドコモで販売しています。 近年、AQUOSのフラッグシップスマートフォンはデカい存在感のカメラを搭載してきました。AQUOS R9 proではさらに存在感がすごいことに。一点特化型マシンのようなロマンがあふれています。性能云々というより、見た目にものすごく惹かれ試したくなったわけです。 いままでのフラグシップ機では1インチのイメージセンサーでしたが、AQUOS R9 proでは1/0.98インチのものを搭載。センサーサイズが大きくなればなるほど、暗所でもきれいに撮影しやすくなると言われています。標準、広角、望遠の3眼カメラ構成で、ライカカメラが監修しています。 製品サイトより引用。 いろいろ撮影してみたのでまずは作例をザッとご紹介。 加工アプリを使わずにメシウマ(本来の意味)な写真が撮れちゃいます。 ファミ通の某編集者を何気なく撮影、なんかセンスある感じに! 夜間や暗所はすごく雰囲気のある仕上がりに、思わず夜散歩したくなります。 ナンバープレートのモザイク以外、撮って出しの写真です。センスのない筆者がバシャバシャ撮っただけの写真でも、なんかいい感じの雰囲気になっています。さすがのライカ監修な味付けです。カメラ用のシャッターキーがあり、音量ボタンでズームしてシャッターキーで撮影というよりカメラらしい操作が可能です。 右にあるのがシャッターキー。長押しでカメラアプリを起動でき、半押しでフォーカスの固定もできます。 全シーンで万能というわけではなく、私的には暗所+ズームというはなかなか上手く撮影ができませんでした。 ボクシングの試合をズームで撮影。右からAQUOS R9 pro、Pixel 9 Proの作例。このシーンにおいてはPixel 9 Proに利があるように思えます。 レンズに気を遣うため持ちにくい 両手で構えて撮影するぶんには頼もしいスマホですが、ふだん使いでは正直持ちづらいです。私はカメラのレンズを汚さないようにスマホの下半分を持っていました。どうしてもバランスが悪く落っことしそうで片手で持っていて辛い場面がありました。バンカーリングやケース、ストラップなどアクセサリを上手く活用する必要がありそうです。 カメラ部がボコッと厚くなっています。 ゲームはいい感じです どうしてもカメラ性能ばかりに目がいきがちですが、フラグシップ機だけありゲームプレイも快適にできるほどのスペックを備えています。CPUは最新のSnapdragon 8s Gen 3 Mobile Platformを採用しており、メモリは12GB、バッテリーは5000mAhとなっています。また、ディスプレイは6.7インチでリフレッシュレートは最大240Hzを実現。『モンスターハンターNow』を画質最高、60fpsで狩猟してもスムーズに楽しむことができました。 冷却ではベイパーチャンバーを搭載していることに加えて、カメラリングも活用して放熱できるのがおもしろいですね。 素の状態での持ちにくさは気になりましたが圧倒的カメラの存在感のデザインとAQUOS R9 proならではの写真の仕上がりはとても魅力的。また、「カメラでかっ!それスマホなの?」みたいな感じで会話がはじまることも多々あったので、AQUOS R9 proを持っているとちょっとした人気者になれます(笑)。