大谷翔平（AP）

　◇25日（日本時間26日）　大リーグ　ワールドシリーズ第1戦　ドジャース6―3ヤンキース（ロサンゼルス） ◆劇弾だ！フリーマン、延長10回に逆転サヨナラ満塁ホームラン！【動画】 　ドジャースは地元で開幕したワールドシリーズ（WS）第1戦で、ヤンキースに劇的勝利。2－3と1点を追う延長10回2死満塁から、フレディ・フリーマン一塁手（35）が右中間席中段へWS史上初の逆転サヨナラ満塁アーチを放った。ホームでの初戦を制し、世界一確率は67・3％となった。 　過去の7回戦制のポストシーズン（PS）シリーズで、第1戦に勝ったチームが勝ち抜けた確率は65・4％（191チーム中125チーム）。現行フォーマット（レギュラーシーズンの高勝率チームが本拠地で第1、2、6、7戦を開催）になって以降、ホームで第1戦を制したチームは67・3％（101チーム中68チーム）が勝ち抜けている。 　また、米野球データアナリストのサラ・ラングスさんによれば、ドジャースの「WSの延長戦で逆転サヨナラ勝ち」は、球団史上初。『延長戦』の条件を除いた「WSでドジャースが逆転サヨナラ勝利」は、ブルックリンに本拠を置いた1947年の第4戦（対ヤンキース）と、88年の第1戦（対アスレチックス）以来3度目。ちなみに、47年は3勝4敗で敗退したが、88年は4勝1敗で世界一になった。 　また、「WSの逆転サヨナラ満塁弾」はメジャー史上初だったが、「WSで2死からの逆転サヨナラアーチ」は、前出の88年第1戦でドジャースのカーク・ギブソンが9回に放って以来、メジャー36年ぶり2人目だった。（写真はAP）