【FP1順位】赤旗3回...フェラーリとウィリアムズがクラッシュ!最速はフェルスタッペン、角田裕毅は15番手、HRC勢はTOP10に3台/F1アゼルバイジャンGP
F1第17戦アゼルバイジャンGP初日にフリー走行1回目が行われ、3回の赤旗が出された。このトラックは通常レースに使用されないためグリップは非常に低く、全マシンがグリップ不足に悩まされたセッションだった。 ●【2024F1第17戦アゼルバイジャンGP】全セッションの結果・タイムスケジュール 最速タイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)だった。 HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。 1番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 3番手 セルジオ・ペレス(レッドブル) 10番手 ダニエル・リカルド(RB) 15番手 角田裕毅(RB) ■いきなり3度の赤旗 セッション序盤、いきなり赤旗が出た。しかし、全ドライバーは走行している状況だ。全マシンがピットに戻るとコースサイドのマーシャルがトラック上から小さな金属片を取り除いた。どうやらマシンへのダメージを避ける意味での中断だったようだ。 中盤には2回目の赤旗が出た。前戦イタリアGPで優勝したシャルル・ルクレール(フェラーリ)がターン15で止まりきれず、タイヤスモークを上げながら壁にフロントノーズからクラッシュしてしまった。ルクレールはこのバクーで3年連続ポールポジションを獲得しており、スペシャリストとも言える存在だ。 残り18分には3回目の赤旗が出た。今度はフランコ・コラピント(ウィリアムズ)がターン4でクラッシュ。ターンインでスナップし、壁にマシンサイドからクラッシュしまった。コラピントは自身にがっかりしたような小声で「ごめん」と無線でチームに謝罪している。 ウィリアムズとしては前ドライバーのローガン・サージェントのクラッシュの多さと結果を残せなかったことがシーズン中の交代の原因と言われているが、新人とはいえコラピントに代えてもまたクラッシュに悩まされることになり、ジェームス・ボウルズ代表は険しい表情を見せた。 ■【F1アゼルバイジャンGP】フリー走行1回目 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 2 L.ハミルトン(メルセデス) 3 S.ペレス(レッドブル) 4 L.ノリス(マクラーレン) 5 C.サインツ(フェラーリ) 6 O.ピアストリ(マクラーレン) 7 F.アロンソ(アストンマーティン) 8 G.ラッセル(メルセデス) 9 C.ルクレール(フェラーリ) 10 D.リカルド(RB) 11 O.ベアマン(ハース) 12 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 13 L.ストロール(アストンマーティン) 14 V.ボッタス(Kickザウバー) 15 角田裕毅(RB) 16 F.コラピント(ウィリアムズ) 17 A.アルボン(ウィリアムズ) 18 P.ガスリー(アルピーヌ) 19 G.ジョウ(Kickザウバー) 20 E.オコン(アルピーヌ)