味仙に「汁なし台湾ラーメン」が登場!?テレビ初!味仙の新メニュー作りの裏側にも密着
テレビ初公開!味仙の「製麺現場」に潜入
今回、汁なし台湾ラーメン用の麺を作る愛知・愛西市の「ダイイチ食品」の工場の取材が特別に許可されました。味仙の製麺現場は、テレビ初公開です! 麺作りは濃い味付けに負けないように、小麦粉には卵黄と卵白を加えました。工場長の難波さんによると「辛さとニンニクの強さが特徴。それに負けないような、より力強い食感を作る」とのこと。 さらに、コシを出すために、グルテン(小麦粉のタンパク質)も加えます。小麦粉の中にもグルテンは入っていますが、より強い麺にするために、さらにタンパク質を加えるのだとか。 工場で試作した麺は6種類!太さが違うストレート麺、縮れ麺に、クロレラを練り込んだ麺も。早矢仕さんは、全ての麺を試食。一番おいしいと感じたのは、台湾ラーメンでも使っている「ストレートタイプの中太麺」でした。汁なしの場合でも、一番味が絡み、食感もマッチしたのだとか。 難波さんによると「(縮れ麺より)ストレート麺の方が、スープの持ち上げがいい。表面張力でスープが麺にまとわりつく」とのこと。汁なし台湾ラーメンの場合は、麺とミンチの脂がしっかり絡むことがおいしさのカギで、ストレート麺が最適でした。 完成した新メニュー「汁なし台湾ラーメン」を太田さんが初試食。「脂がすごい絡む!」と絶賛です。女性デララバさんからも「夏でも、汗をかかずに食べられる」と高評価です。 太田さんの要望で、卵を別皿で卵あり、卵なしの、2つの味が楽しめます。値段は台湾ラーメンと同じ820円!2024年6月27日(木)から 矢場味仙限定で販売します。
味仙なのに辛くない「薬膳鍋」!?店舗ごとの独自メニューも
新メニューは他の店舗でも。味仙は、兄弟5人がそれぞれ独立して店舗展開を行っていったため、お店ごとに味が違います。各店舗では独自メニューも提供されています。 名古屋栄の住吉店は、2023年11月にオープンした味仙で一番新しいお店。台湾ラーメンやニンニクチャーハンなど、定番メニューはもちろんありますが、住吉店でしか食べられない限定メニューが大人気です。 住吉店店主の杉山照一さんが独自開発したのは"辛くない鍋料理"「薬膳鍋」!ニンニクと唐辛子のパンチで攻める味仙本来のスタイルとは真逆の優しい味です。杉山さんによると、高麗人参や、ナツメ、クコの実など13種類の薬膳食材を、このメニューのためだけに台湾から取り寄せているのだとか。 薬膳スープの仕込みにも杉山さんのこだわりが。薬膳食材のエキスを残らず抽出するため、スープ作りは2日かけるそうです。 もちろん、味仙らしさも。薬膳鍋には「辛味ミンチ」がセットで付いてきて、量は1辛から5辛まで選ぶことができます。シメにはラーメンも入れられるので、台湾ラーメン風にアレンジすることも可能です。 味仙初の薬膳鍋開発にあたり、最終的にゴーサインを出したのが、杉山さんの母・淑子(よしこ)さん。藤が丘店店主の淑子さんは、味仙の創業者・郭明優(かくめいゆう)さんの妹で現在74歳。これまでに、カニの唐揚げや特製肉シュウマイなどのオリジナルメニューを考案してきました。中でも、大ヒットとなったのが、辛さ10倍の名物裏メニュー「台湾ラーメンエイリアン」です。