母子3人、団地で「すっきり暮らし」。不要品は“お試し期間”で見極める
子どもがいる家庭は、なかなか片づけがスムーズに進まないもの。そんなときは、まず自分のものから見直すと片づけやすくなるそうです。小学生の子ども2人と団地暮らし。大量のものを手放し生活が快適になった経験から、お片づけサポートの仕事もしているかさもさんのケースをご紹介。ものを手放しやすくなるアイデアなどについて語ります。 【写真】“お試し期間”で家電も手放しやすく
子どものものを片づける前に、自分のものの見直しを
インスタグラムで暮らしやお片づけの発信をしていると、「子どものものが散らかります」「子どもが自分で片づけてくれません」「子どもがおもちゃを手放してくれません」といった質問をよくいただきます。子どものものの片づけ方について悩まれている方は多いようです。 そんなとき、私はいつも「まずは自分のものを手放しましょう。お子さんのものは自分のものを手放してからです」とお伝えしています。 子どものものって、カラフルでサイズが小さいせいで目立って見えてしまうんですよね。ですが、“子どものものだけが散らかっている”状態なら、そこまで片づけは大変ではないのです。 まずは自分のものを見直し、不要なものを手放しましょう。それだけでも部屋に余白ができ、片づけやすくなります。
手放すか悩んだら、お試し期間を設けるのがおすすめ
とは言え、自分のものを減らそうにも「もし必要になったらどうしよう」「いつか使うかもしれない」といった不安があると、手が止まってしまいますよね。そんなときは、“お試し期間”をつくって実験してみてください。 やり方は簡単。必要か不要か迷ったものを、一度隠すなどして“ない生活”を疑似体験してみるのです。すると、「兼用・代用できるものはないか」と考えるきっかけになり、「意外と必要なかった」と気がつくことも。 私もものが少ない暮らしをしていますが、今でもこのような実験を繰り返しています。最近は電気ケトルの調子が悪くなったため、買い替える前に“電気ケトルがない生活”をお試し中。2週間ほど経ちますが、「朝のコーヒーを飲むときくらいしか電気ケトルを使わないこと」と、「お湯を沸かすのは、小鍋で代用しても案外ストレスがないこと」に気がつきました。 みなさんも、必要なのか不要なのか判断できず、ものを手放すことに不安を感じたら、実験をしてみるのもおすすめですよ。
かさも