センバツ２１世紀枠 県推薦校に花巻農 今秋４強評価 ／岩手
県高野連（南舘秀昭会長）は９日、理事会を開き、来春の第９３回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高野連主催）の２１世紀枠県推薦校に、秋季県大会で４強入りした花巻農を選んだ。一般選考の県推薦校は秋季東北大会に出場した盛岡大付、一関学院、花巻東の３校。１１日の評議員会で正式決定される。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら 花巻農は今夏の県大会でベスト１６、秋季県大会で４年ぶりベスト４に進出し実力をつけている。また１０年以上にわたり、花巻空港駅での乗降客への朝のあいさつ運動などに部員が率先して取り組んでいる。２１世紀枠は１２月１１日に全国９地区で各１校に絞られ、１月２９日の選考委員会で３校が決まる。 県高野連は来年度の日程も固めた。県大会は春が５月１４～１８、２２、２３日▽夏は７月７～２１日▽秋は９月１１～１５、１９、２０日。いずれも観客を入れての開催を検討している。来年度から沿岸北と沿岸南を統合（加盟１１校、代表枠５）し、県内６地区とする。春と秋の県大会開会式は廃止する。２０２２年度から入場料を一般６００円（現５００円）、６５歳以上の年間フリーパス券を１０００円（現５００円）に上げ、来年度は周知期間とする。【有田浩子】
