浦和 横浜戦はドロー スコルジャ監督、2度のゴール取り消しに「ほんの数センチのオフサイドに…」
◇明治安田J1リーグ第35節 浦和0―0横浜(2024年10月30日 日産ス) 浦和は敵地で横浜と対戦し0―0で引き分けた。敵地・横浜戦の連敗を5で止めたが、マチェイ・スコルジャ監督(52)復帰後初の連勝とはならなかった。 2度のゴール取り消しに泣いた。前半13分、MF松尾佑介のクロスにMF渡辺凌磨が左足で合わせてネットを揺らしたが、直前にオフサイドがあったとして得点は認められず。後半43分にもFW二田理央のパスに反応したFWチアゴ・サンタナがシュートを放ったが、再びオフサイドの判定。スコルジャ監督は「チアゴがボールを押し込んだ場面では、ほんの数センチのオフサイドになってしまった」と悔しさをにじませた。 前半終了間際にはFWブライアン・リンセンが決定機を作るも、得点とはならず。指揮官は「前半のアディショナルタイムでブライアン・リンセンに訪れたチャンスのように、我々がゲームをコントロールして、ボールをキープしながらサイドチェンジをして、スペースをうまく使う時間帯もあった」と振り返った。 リーグ戦で5連敗中と鬼門になっていたアウェーの横浜戦でドローに終わった。勝ち点43で暫定12位。「6年ぶりの日産スタジアムでの勝利をファン・サポーターのみなさんに届けたいという気持ちで挑んだので、もちろんこの引き分けをうれしく思っているわけではない」と唇をかんだ。