元交際相手の女性を日本刀で刺殺の罪 逮捕の男に懲役20年求刑
tvkニュース(テレビ神奈川)
去年12月、横須賀市内の飲食店で女性が日本刀で刺され死亡した事件で、逮捕された元交際相手の男の裁判員裁判で、検察側は懲役20年を求刑しました。 起訴状などによりますと、佐藤央雄被告は去年12月、横須賀市内の飲食店で、元交際相手の早川知恵子さんの胸を日本刀で突き刺し殺害したとして、殺人の罪などに問われています。 6日の裁判で、検察側は、自ら手入れをしていた刃渡りおよそ60.6センチの日本刀を持ち込み、「刃渡りの半分を被害者の胸に突き刺した」などと述べ、「人が死亡する危険性を認識した上での犯行」などとして、懲役20年を求刑しました。 一方、弁護側は、「佐藤被告は軽く突いただけで死亡の危険性を予測できなかった。 被害者が亡くなったことを聞いた時には強いショックを受けていた」などと述べました。 最後に佐藤被告は、「すべての人が僕のやったことで悲しい思いをしてしまった。 すべての人に謝りたい」などと述べました。 判決は今月20日に言い渡されます。
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