387億円男レンドンにエ軍GMが厳しい言葉「毎日プレーできると証明を」 負傷に次ぐ負傷も…チームには「必要」
ミナシアンGMが番組出演で言及
故障続きの米大リーグ・エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手に身内から厳しい言葉が向けられた。エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは米ポッドキャスト番組に出演。今季も期待外れの結果に終わった「387億円男」を「必要」としながらも「毎日プレーできることを証明しないといけない」と出場試合数の増加を求めた。 【画像】エンゼルス選手が大谷翔平との別れに選んだ写真が「涙が止まらん」と感動 ナショナルズ在籍時に打点王を獲得したレンドンは2019年オフにエンゼルスへ7年総額2億4500万ドル(約387億円)の巨大契約で移籍。しかし21年から4年連続で長期離脱を繰り返し、出場試合数も21年の58試合が最多。満足に本領を発揮できていない。今季も4月に左太ももを痛め、筋肉の部分断裂と診断。7月に復帰したが、9月に左腹斜筋を痛めて負傷者リスト(IL)入りした。結局今季も57試合の出場にとどまり、打率.218、本塁打はゼロという結果だった。 米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」公式Xは、同番組にミナシアンGMが出演した際の動画を公開。司会から「アンソニー・レンドンとどのような会話をしましたか? 将来のことを見据えて会話を既にしたのか、又は、これからする予定なのでしょうか? あなたが彼について言ったことをどのように受け止めているのでしょうか?」と矢継ぎ早に質問を受けると、こう答えた。 「アンソニーは健康な時はどんなタイプのプレーヤーなのか自分でわかっている。彼が怪我のない状態でいる必要がある。フィールドで彼が必要とされているのも知っているし、キャンプインする時の期待も分かっている。我々はそのことについて話をしたよ。彼はまだプレーできることを証明して、毎日プレーする権利を得ないといけない」 ここまで腰、手首、すね、ハムストリングなど様々な負傷を繰り返しているレンドン。それでもミナシアンGMは「だから、レンドンがいると更にいいチームになるかという問いに対しては『もちろん』だ」と期待をかけ続ける。「健康なアンソニー・レンドンが必要か、と問われたら、彼は打席ではダイナミックな打者だし、試合勘についても素晴らしい才能を持っているから『イエス』だ。ああ。もちろん彼が必要だ」と続けた。 あとはレンドンの“気持ち”次第のようで「彼もそれを理解している。準備が整うようにこのオフにできる限りのことをやるだろうから、どうなるか見ていこうと思う」とミナシアンGMは推移を見守る考えのようだ。
THE ANSWER編集部