目標値30倍の「PFAS」を検出 福岡県の航空自衛隊芦屋基地の井戸 国の調査で判明 県は周辺の井戸水利用を控えるよう呼びかけ
テレビ西日本
航空自衛隊芦屋基地の井戸から健康被害が懸念される「PFAS(ピーファス)」が目標値の30倍検出されたことがわかりました。 「PFAS」は高い蓄積性などから発がん性があるとされている有機フッ素化合物の一種で、2020年から今年にかけて国が社宅や病院などに生活用水を供給する「専用水道」を調査していました。
福岡県によりますと、目標値の30倍の「PFAS」が検出されたのは航空自衛隊芦屋基地の井戸で、基地のある芦屋町や隣接する自治体の水道水への影響はないということです。 調査結果を受けて県は、基地周辺の井戸の水の利用を控えるよう住民に呼びかけるとともに、河川や水路でも水質検査を行っていて、約1カ月後に結果が出る見込みだということです。
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