＜巨・D＞5回、中山のソロ本塁打にベンチで渋い表情の三浦監督らDeNA首脳陣　（撮影・白鳥　佳樹）

　◇セCSファイナルステージ第5戦　DeNA0－1巨人（2024年10月20日　東京D） 【写真】＜巨・D＞5回、中山にソロ本塁打を浴びた山崎康　（撮影・白鳥　佳樹） 　DeNAは巨人に0－1で敗れ、2連敗。巨人のアドバンテージを含め、3勝3敗で並ばれた。再三チャンスをつくりながら、好機で決定打が出なかった。 　初回2死一、二塁、一打先制のチャンスを作ったが、宮崎は投ゴロ。3回無死一、二塁から牧が中飛、佐野が遊併殺打に打ち取られた。ランナーを出しながらも、好機であと1本が出なかった。 　先発した浜口は4回零封、5奪三振の快投。しかし、5回1死一塁で回ってきた打席で代打を送られ、降板。結局、先制点は奪えず、2番手・山崎が巨人・中山から1号ソロを浴びて先制点を献上した。 　1点を追う7回1死、桑原の左前への当たりを巨人・オコエが後逸。これが三塁打となり、同点のチャンスを迎えたが、森敬は遊ゴロで三走・桑原は走塁死。続く戸柱の打席で森敬が盗塁死となり、傾きかけた流れが完全に断ち切られた。 　8回無死一塁、代打・蛯名が送りバントを試みるも、三併殺打。9回も1死一、二塁としたが、宮崎が空振り三振、代打・筒香も中飛に倒れた。 　DeNAは巨人を上回る7安打を放ったが、勝負どころで得点を奪えなかった。