2年の余命宣告を受けたYouTuber、手術を報告 当日の心境吐露「めちゃめちゃ痛い」
日本一周の旅に挑戦中の夫婦YouTuber・サニージャーニーのみずきが経過報告動画を公開。手術の詳細、その後の状態を自身のチャンネルで公開した。 【写真】サニージャーニー・みずきの“痛々しい”手術跡 サニージャーニーは妻のみずきと夫のこうへいの夫婦YouTuber。以前は日本一周の旅を中心とした旅行をメインコンテンツとして活躍していたが、2022年11月にみずきの膵臓がんが発覚し、一時旅行企画を中断していた。その後は闘病生活のリアルな様子を主軸にチャンネルを運営。2024年4月からは旅行企画も再始動し、関東車中泊旅を無事完走している。 2024年9月22日に公開された「【前向きな報告】みずきが手術したのでご報告です。【膵臓がんステージ4】」では、直近の手術の様子をファンに向けて発信した。動画の冒頭でこうへいは、「手術しました。といってもポジティブな内容で」と切り出す。みずきは現在、膵臓がんのステージ4で遠隔転移があり、手術は不可能とのこと。その後抗がん剤のフォルフィリノックス療法が奇跡的に奏功し、遠隔転移が見えなくなり、コンバージョン手術を実施したとのこと。現在は再発の兆候もなく、経過観察中である。抗がん剤治療も終わり6ヶ月が経過したとこうへいは語る。 今回の動画では、みずきがCVポートを除去した後の経過について語っていた。CVポートとは、抗がん剤を投与するための円盤のような医療機器で、皮下に埋め込むものである。みずきがこのCVポートを埋め込むのは2回目だったとのこと。みずきは除去手術について「CVポートを取ること自体、近いうち抗がん剤を投与する予定がないということ。嬉しい気持ち半分、不安な気持ち半分」と現在の心境を語った。CVポートが不要ということは、抗がん剤治療の必要がないということではあるものの、再発しやすいがんということもあり、みずきは不安も抱えているようだった。 みずきによるとCVポートを埋め込んだ直後は、「腕が上げられない時期があるが、日常生活で支障はあまり出ない」と、経験者の立場から経過も語る。手術時は局所麻酔で行ったとのことで、「痛み止めの注射がめちゃめちゃ痛い」「痛み止めの注射打つくらいなら、そのまま手術したほうがいいんじゃないか」と話しており、相当の痛みが伴う手術とのことだ。 今回の動画に対して、視聴者からは「本当によくがんばりましたね。みずきちゃんなら全ての困難に耐えていかれる人だと思います」「こんな明るく話されていると、病気とかどっかいっちゃった気がします」といった声が寄せられている。 最近はまた日本各地に出向く動画を公開しているサニージャーニー。体調最優先ではあるが、今後も日本各地の魅力を、YouTubeを通してファンに届けてくれる姿に期待したい。
大里直也