映画『28年後...』三部作の2作目は2026年1月に米国公開へ 1作目のわずか半年後...という短いスパンに
カルト的人気を誇るゾンビホラーシリーズ「28日後...」の最新作『28年後...』は日本で2025年に公開予定だが、早くも三部作の2作目のタイトルと米国公開日が発表された。 コロンビア・ピクチャーズによる『28 Years Later: The Bone Temple(原題)』は、2026年1月16日に米国公開予定だ。監督は『マーベルズ』や『キャンディマン』を手がけたニア・ダコスタ、脚本は『28日後...』のアレックス・ガーランドが担当。『28日後...』と『28年後...』を監督するダニー・ボイルと、アレックス・ガーランド、アンドリュー・マクドナルド、ピーター・ライス、バーナード・ベリューがプロデューサーを務める。『オッペンハイマー』に主演し、『28日後...』で主人公を演じたキリアン・マーフィーが製作総指揮を担当する。 『28年後...』の米国公開は2025年6月20日であるため、三部作の2作目はその約半年後に公開されることになる。3作目についてはまだ発表されていない。 2002年製作の第1作『28日後...』は、キリアン・マーフィーにとってのブレイク作の一つだ。マーフィーは、人間を凶暴化させるウイルスによって崩壊したロンドンで、昏睡状態から目覚める自転車メッセンジャーのジムを演じた。1作目とは異なるキャラクターの物語を描いた2007年の『28週後...』には、マーフィーは出演していない。しかし、『28年後...』では製作総指揮を務め、何らかの役で出演することが決まっている(ちなみに、予告編でマーフィーではないかと話題になったゾンビはマーフィーではなかった)。 10月にはレイフ・ファインズが、『28年後...』で自身の演じる役は善良な医者だと明かしていた。その際、三部作になることについてもあらためて言及し、2本の映画の撮影が済んでいるとも語っている。 「英国では人間を凶暴にする疫病が蔓延して28年が経過し、感染者のいない地域は一部となっています」とファインズは説明。「物語は、瀕死の母親を診てくれる医者を探す少年を中心に展開していきます。彼は母親を連れて、この美しい英国北部を縦断しますが、もちろん、周りの森や丘には感染者が潜んでいます。それでも彼は医者を見つけます。変わり者の医者だと思うかもしれませんが、善を広める力を持っています」
Wesley Yin-Poole