大阪・歴史的建造物できらめく「ウォールタペストリー」
歴史ある建物が輝く瞬間──。大阪市北区で行われている恒例のイルミネーションイベント「大阪・光の饗宴2017」。中之島でアートフェスティバルとして展開する「OSAKA光のルネサンス」は今年で15周年を迎え、22日夜も用意された青や黄色といった色とりどりのイルミネーションが水都の夜を輝かせている。 【拡大写真】大阪市中央公会堂は通常もライトアップはされている
今年は例年、中之島図書館の壁を使って人数制限を設けた上で行われていた「ウォールタペストリー」が大阪市中央公会堂の東側壁面で「制限なし」で公開されている。 1つのシーンごとに光の絵画として仕上げられた作品のひとつひとつが中央公会堂の壁に映し出される。中央公会堂は1913年に着工、1918年に竣工(しゅんこう)で、2002年に国の重要文化財に指定される歴史的な建造物。来年はちょうど竣工から100周年となる。
寒空のもと、音楽に合わせ壁にクリスマスツリーや雪の情景が映し出されると、多くの見物人から「きれい」「すごい」といった歓声が起こっていた。 期間は25日まで。時間は午後5時から同9時までで、15分に1回、約8分間上映されている。