A350、大韓航空から初受注 JALへA350-1000 3号機=エアバス3月実績
エアバスの2024年3月の引き渡しは、前年同月比2機増の63機だった。受注は117機増の137機で、主力小型機のA320ファミリーと大型機のA350が好調だった。競合のボーイングは3月に29機(前年同月64機)を引き渡し、113機(同60機)を受注した。 【写真】羽田空港のスポットへ向かうJALのA350-1000 3号機 引き渡しの内訳は、A320ファミリーが51機(前年同月51機)、A330ファミリーが3機(3機)、A350ファミリーが5機(2機)、A220ファミリー(旧ボンバルディアCシリーズ)は4機(5機)。A350は長胴型のA350-1000が2機で、このうち1機を日本航空(JAL/JL、9201)へ引き渡し、JALは3号機(登録記号JA03WJ)として導入した。 受注はA320ファミリーが96機(前年同月は1機)、A330ファミリーが3機(ゼロ)、A350ファミリーが38機(19機)、A220ファミリーはゼロ(ゼロ)だった。A350のうちA350-1000は27機、A350-900は6機で、すべて大韓航空(KAL/KE)が発注。大韓航空からA350を受注するのは初となった。
Yusuke KOHASE