「夏は日本一」知事に抱負 センバツ準優勝の近江主将ら /滋賀
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)で準優勝に輝いた近江の関係者が5日、県庁に三日月大造知事を訪ねた=写真。山田陽翔主将(3年)は「夏の目標は日本一」と力強く語った。 近江は、チーム関係者に新型コロナウイルスの感染が判明して出場辞退した京都国際に替わって出場。準々決勝では昨秋の近畿大会で敗れた金光大阪を降し、準決勝は延長サヨナラ勝ちするなど県勢として初めてセンバツ決勝に進む活躍を見せた。 近江の岩谷斉校長は「部員一丸となって戦い抜いた。県民の皆さんの期待に応えられるよう頑張っていきたい」とあいさつ。三日月大造知事は「素晴らしい快挙。急な出場でも、高い目標に向かい頑張ってきたおかげです」とたたえた。 多賀章仁監督(62)は「県民の思いを胸に山田を筆頭に夏もやってくれるはず」。山田主将も「多くの人に声をかけてもらい、応援に感謝している。夏は150キロ台の球速を目指し、優勝旗を滋賀に持ち帰りたい」と意気込みを見せた。【菅健吾】