神社の祭りで使用の「茅の輪」を移動中 脚立から転落…意識不明だった70代男性が死亡
28日、兵庫県姫路市の神社で祭に使う「茅の輪」を運び出す作業中に70代男性が脚立から落ちて頭を打ち、搬送先の病院で死亡しました。 【写真を見る】70代男性が死亡した『射楯兵主神社』 普段は10人ほどで動かす「茅の輪」を2人で運んで転倒 警察によりますと、28日午後1時半過ぎ姫路市の射楯兵主神社で神社の社務員の辻佳彦さん(77)が同僚の男性と2人で直径およそ2・6メートルの「茅の輪」を動かそうとしていたところ、「茅の輪」が辻さんの方向に倒れてきたということです。 辻さんはバランスを崩し、1メートル70センチの脚立から転落し、縁石に頭を打ったということです。 辻さんは意識不明の重体で病院に搬送されましたがその後死亡しました。 「茅の輪」は6月30日から1日にかけて無病息災を願って輪の中をくぐる祭で使用され、普段は大人10人ほどで動かすということです。 警察が当時の状況を調べています。