小学校でプールの水止め忘れ 2日間以上あふれ続ける 雨で授業中止になり失念…思い出したのは61時間後 大阪市
大阪市は2日、市立小学校のプールで注水作業をした際に水を止め忘れ、61時間にわたって水が流れ続けていたと発表しました。 市の教育委員会によりますと、市立矢田北小学校で6月28日、プールの授業の前に水位が低かったため、教員が正午ごろから注水作業をしましたが、雨で授業が中止になり、水を止め忘れたということです。 61時間後の7月1日午前1時ごろ、水を止め忘れたことを思い出した教員が学校に駆け付けて水道を止めましたが、プールの水はあふれていたということです。 流れ続けた水の量や水道料金がいくらになるかは調査中で、損失額などが判明次第、どこが負担するか検討するとしています。 この学校ではプールの注水作業をする際に、職員室の掲示板に注意書きをするようにしていましたが、この教員は書き込みをし忘れていたということです。 今回の事態を受け、市教委ではすべての市立学校・幼稚園に対し、教職員への周知徹底を図るともに、再発防止に努めるとしています。
ABCテレビ