高知・浜口監督「監督がもう少し動いてもよかった」 センバツ
第96回選抜高校野球大会は第4日の21日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、昨秋の中国大会優勝の広陵(広島)が3―1で四国大会王者の高知を降した。 【熱戦をもう一度】広陵-高知(1回戦) 高知の浜口佳久監督の試合後の主なコメントは次の通り。 ◇「さすが高尾くん。完敗」 ◇高知・浜口佳久監督 最初にミスが出て、浮足立ったところがあった。その後は守備中心に立ち直ったが、さすが(広陵のエースの)高尾くん。良いコースに球がきていたし、完敗というか、好投手と対戦できて財産になった。 もっと早くスコアボードに1点を刻みたかった。采配面で監督がもう少し動いてもよかったかなという反省点がある。 1点差に詰め寄った八回に一気に逆転しないといけなかった。タイブレークになれば、打順の巡りで不利になるかなと考えていたので一気にいきたかった。好投手なので、1点を取るのはなかなか難しい。動いて点を取りたかったが、打てる子には打たせて、小技ができる子には小技を使ってと決めていた。相手も警戒していたと思うが、警戒される中でも貫き通すと伝えていた。思い切りやったんですが……。 甲子園で勝ち抜くためには高尾くんのような投手を打てるようにならないといけない。もう一度、投手力、守備力を上げながら、打撃を強化していきたい。